10月25日(水)~27日(金)の2日半にわたって、第13回サイバーセキュリティ国際シンポジウム「多国間の産官学連携による国家安全保障、経済安全保障、社会保障」が、三田キャンパス西校舎ホール他にて開催されました。
開催に先立ち、慶應義塾大学から伊藤公平塾長、デイビッド・ファーバー サイバー文明研究センター共同ディレクター兼教授、村井純教授、手塚悟環境情報学部教授が挨拶し、サイバーセキュリティについての本学の取り組み等を紹介しました。続いて河野太郎デジタル大臣、林芳正前外務大臣からご挨拶をいただき、中部電力 勝野会長からは電力の安定供給とサイバーセキュリティについてご講演をいただきました。
今回のシンポジウムでは、「サイバーセキュリティ」の議論に焦点を当て、講演やパネルなどを通じ、日本、米国、英国、EU、オーストラリア、フランス、国連等の有識者が各国の状況や重要課題について意見交換しました。その後、デジタルトラスト、サプライチェーン、サイバー攻撃、サイバーインテリジェンス、セキュリティクリアランス、データ流通、トラストサービス等のテーマごとにパラレルセッションも設けられ、より深い議論が交わされました。
会場には、各国の大使、公使等の政府関係者や業界関係者など、国内外から約500名の参加者が集い、活発な交流が行われました。
オープニング
村井純教授の挨拶
会場の西校舎ホールの様子
撮影:岸 剛史