2025年8月7日
メディカルインクリュージョンワーキンググループからワーキングペーパー「AIを前提とした医療の創生」 (村井純、川森雅仁、山本隆太郎、佐野仁美)を公開しました。
【要旨】
大規模な並列処理と膨大なデータ処理による新しいAI体系は、医療と健康の分野においての多大な貢献が期待され、医療システムの効率化、医療・健康データの運用、個人の予防医療、PHRの活用など、医療の提供方法や健康管理体制をも大きく変化させる。一方、AIの導入において、プライバシー、知財や公平性など様々な社会課題も顕在化している。個別専門分野毎にAIの利用を進めるだけでは不十分であり、インターネット、データセンター、クラウドインフラ、データ流通、AIアルゴリズムそのものなどの技術を包括的に捉え、各所が連携可能なAI前提の医療DXを推進する必要がある。慶應義塾大学サイバー文明研究センターではこれまで医療と健康のDXの未来に向けた道筋を各専門家と共有し議論を継続させてきた。本稿は、AIを前提とする医療社会の創生を医療関係者とAIの技術者が学術、産業の枠組みを超えて横断的かつ実践的に議論した記録である。
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参考情報
上記のワーキングペーパーの要約レポート
【イベントレポート①】
【イベントレポート②】
英文版
【Event Report①】
【Event Report②】
過去のワーキングペーパー
「医療と健康のDX」