We work together to explore the risks and benefits posed by technological advancements, analyze their expected societal impact, and devise tools and methods to support effective future planning.
当センターはテクノロジーの進歩により得た利益とリスクを追究し、それによる社会への影響、デバイス機器、将来有効な計画立案のための手法について分析することを目的としています。
View more本イベントは無事終了いたしました。ご参加いただいた方々には厚く御礼申し上げます。 「人間主導の自治体デジタル民主主義を考えるシンポジウム」 共催:鳥取県・慶應義塾大学KGRIサイバー文明研究センター 開催趣旨 生成AIをはじめとする先進技術の社会実装が年々高度化する中、AI技術等の活用は、避けては通れない時代に突入しようとしています。また、SNSを中心に拡散する偽・誤情報は、誹謗中傷だけでなく、大規模災害等における社会混乱など、民主主義を脅かす世界的脅威となっており、地方自治体としても看過できない問題となりつつあります。 鳥取県は2023年9月、民主主義や地方自治の本旨を考慮した適正な自治体運営とは何かを議論する研究会を設置。 同研究会は、本年4月、研究会報告書の中で、全国にも例のない「自治体デジタル倫理原則」を提言されました。 本シンポジウムでは、なぜ生成AI時代に「人間主導」をはじめとする倫理原則の視点が重要なのか、デジタル技術の進展がもたらす利益とリスクに、地方自治体はどう向き合っていくべきかなどを通じ、地方自治体の未来を語ります。 開催概要 日時:2024年7月10日(水) 14:00~16:30 (開場13:30) ※途中入退場自由 場所:慶應義塾大学三田キャンパス南館地下4階ディスタンスラーニング室 ※キャンパスマップはこちら(マップの②が南館) 参加事前申込不要 参加費無料 イベントポスターはこちら プログラム 14:00~14:05 開会挨拶:平井伸治鳥取県知事 14:05~14:35 講演「自治体が倫理面からデジタル課題にアプローチする意義~自治体デジタル倫理原則とOP憲章~」 山本 龍彦 (慶應義塾大学大学院法務研究科教授) クロサカタツヤ(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科特任准教授、オリジネーター・プロファイル 技術研究組合 事務局長) 14:40~15:25 パネルディスカッション 「自治体は民主主義を脅かすデジタルリスクをどう乗り越えるか」 モデレーター:山本 健人(北九州市立大学准教授) パネリスト: 石井 夏生利(中央大学国際情報学部教授) 狩野 英司 (一般社団法人行政情報システム研究所 主席研究員) 亀井 智子(米子市元町通り商店街振興組合理事) 鳥海 不二夫 (東京大学大学院工学系研究科教授) 横田 明美 (明治大学法学部教授) 15:35~16:25 スペシャルトークセッション「生成AI 時代到来!地方自治の未来をどう描くか~自治体デジタル倫理原則とOP憲章で地域を守る・育てる~」 村尾信尚(NEWS ZERO 初代メーンキャスター・関西学院大学教授) 山本龍彦(慶應義塾大学大学院法務研究科 教授) 平井伸治鳥取県知事 16:25~16:30 閉会挨拶:山本 龍彦 本イベントに関するお問い合わせ先 慶應義塾大学サイバー文明研究センター 担当:鈴木 admin@www.ccrc.keio.ac.jp
シンポジウム「個人データ保護のグローバル・マップ~憲法と立法過程・深層からみるプライバシーのゆくえ~」 主催:慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート KGRI 慶應義塾大学KGRIサイバー文明研究センター CCRC 協賛:日本電気株式会社 NEC 本イベントは無事終了いたしました。ご参加いただいた方々には厚く御礼申し上げます。 開催趣旨 AI法制や個人データ保護法制をめぐる世界の動きは目まぐるしい。この“アジャイル(機敏)”な変化の方向性や可能性を予測するための最善の方法は、ある国家・地域の憲法ないしは憲法文化を知ることである。 こうした発想に基づき、NEC(日本電気株式会社)と慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)の共同研究グループでは、最新の制度の表層的な整理・叙述にとどまらず、各国のデータ保護法制の背景にある基本的な考え方や政治プロセスについて調査・分析・検討を重ねてきた。その成果の一つとしてこの春公表したのが、『個人データ保護のグローバル・マップーー憲法と立法過程・深層からみるプライバシーのゆくえ』(弘文堂)である。 本シンポジウムでは、憲法的価値とデータ保護法との関係、自己情報コントロール権とデータ保護法との関係を中心に、各国の担当者が報告を行い(第一部)、これを受けて、ロビイングを含む政治過程・立法過程についてパネルディスカッションを行う(第二部)。不確実性や複雑性が著しく増大するVUCA時代においてこそ、憲法理念や憲法文化にまで立ち戻り、本質を掴む意義が際立つ。本シンポジウムは、データ保護法制やAI法制に関心のあるすべての人に、未来予測のための確かなメソッドを提示することになるだろう。 開催概要 日時:2024年6月10日(月) 14:30~18:00 (開場14:00) ※途中入退場自由 場所:慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール 参加申込:こちら ※対面参加のみ 参加費:無料 言語:日本語 イベントポスターはこちら。 ※お申込みいただいた方には開催日の2日程前に当日の案内メールをお送りしますので、そちらを必ずご確認ください。 プログラム 総合司会:小川有希子(帝京大学法学部助教) 14:30~14:40 <オープニング> 開会のご挨拶:山本龍彦(慶應義塾大学大学院法務研究科教授) 趣旨説明:山本健人(北九州市立大学法学部准教授) 14:40~16:10 <第一部> 「憲法とデータ保護法の関係」 14:40~15:00 【カナダ】 山本健人(北九州市立大学法学部准教授) 15:00~15:20 【EU】 堀口悟郎(岡山大学 学術研究院社会文化科学学域教授) 15:20~15:30 【ドイツ】 新井貴大(新潟県立大学国際地域学部国際地域学科講師) 15:30~15:50 【アメリカ】 瑞慶山広大(九州産業大学 地域共創学部地域づくり学科講師) 15:50~16:10 【日本】 田中美里(成城大学法学部法律学科専任講師) 16:10~16:20 休憩 16:20~17:50 <第二部> パネルディスカッション 「データ保護法の『裏側』」 モデレーター:山本 龍彦(慶應義塾大学大学院法務研究科教授) パネリスト: 山本健人(北九州市立大学法学部准教授) 尾崎愛美(筑波大学ビジネスサイエンス系准教授) 徳島大介(日本電気株式会社デジタルトラスト推進統括部ディレクター) 三澤真明(日本大学法学部政治経済学科准教授) 若江雅子(読売新聞東京本社編集委員) 17:50~18:00 <クロージング> 閉会のご挨拶:島村聡也(日本電気株式会社デジタルトラスト推進統括部長) 本イベントに関するお問い合わせ先 慶應義塾大学サイバー文明研究センター 担当:鈴木 admin@www.ccrc.keio.ac.jp
Professor David Farber, Co-Director of CCRC, gave a speech titled "Cyber Civilization : Computers, Networking, and Society" at the 18th Hyper Network Beppu Bay Conference held on February 27 and 28, 2024. Click here for the conference program. (Japanese only)
*日本語ページはこちら。 Thank you for your participation which have made this event a success. In recent years, while AI technology has rapidly developed, there have been concerns about unauthorized learning by AI, copyright issues in AI-generated images, and the handling of personal and confidential information by AI. These concerns point to delays in addressing institutional, legal, and ethical challenges related to AI technology. The extremely unique problems of AI technology are becoming increasingly difficult to manage within the framework of a single country's systems, especially in our current society where the movement of people, goods, and information across borders is accelerating. In this 21st century era of AI, the United Kingdom, which is intensifying its shift towards Asia and is on the verge of joining the Trans-Pacific Partnership (TPP), and Japan, will discuss the risks associated with AI. This discussion is expected to be highly beneficial in providing insights for both countries to take leadership in forming rules regarding AI. In an era of deepening Japan-UK relations, which could be called the 'Rebirth of the Anglo-Japanese Alliance', the Economic Security Research Program (ESRP) at RCAST, The University of Tokyo, and the British Embassy Tokyo will co-host a symposium. The symposium, titled 'Standardization AI Safety: Risks, Opportunities, and International Cooperation,' will be held on February 7th, and will feature Lindy Cameron CB OBE, CEO of the National Cyber Security Centre, as a keynote speaker. Event Information Date&Time: February 7th, 14:30~16:30 (Capacity:172) Place: the University of Tokyo, Komaba II Campus ENEOS Hall (RCAST 3rd South Building 1st floor) (4-6-1 Komaba, Meguro-ku, Tokyo 153-8904) Fee: for free Language: English(simultaneous translation will be provided) Speakers Keynote Speaker - Lindy Cameron CB OBE (Chief Executive Officer, National Cyber Security Centre, the UK) Panelist - Ms. Mina Takazawa (Director for Government Affairs, Microsoft Japan Co., Ltd.) - Dr. Naoya Takeisihi(Lecturer, RCAST, The University of Tokyo) - Prof. Daisuke Kawai (Deputy Director of ESRP / Project Assistant Professor, RCAST, The University of Tokyo) Moderator - Prof. Akira Igata (Director of ESRP / Project Lecturer, RCAST, The University of Tokyo) Registration Registration Form
*Click here to view the English page 本イベントは無事終了いたしました。ご参加いただいた方々には厚く御礼申し上げます。 近年、AI技術が急速に発展を遂げる一方で、AIによる無断学習や画像生成における著作権の問題、さらにはAIによる個人情報や機密情報の取り扱い等、AI技術に関わる制度的、法律的そして倫理的な課題への対応が遅れていることが指摘されてきました。こうしたAI技術の極めて特殊な問題が、国境を超えたヒト・モノそして情報の移動が加速する現在社会において、一国内の制度枠組みだけでAIの安全性を担保することが益々困難になっています。 このような21世紀のAI時代において、TPP加盟を目前に控えアジアへのシフトを強める英国と日本が、AIのリスクに関する議論を行うことは、両国がリーダーシップを発揮しAIに関するルール形成を進めるうえで非常に有益な知見を提供するものでしょう。 「日英同盟の再来」とも言える日英関係の深化の時代において、東京大学先端科学技術研究センター経済安保プログラム(ESRP)と駐日英国大使館共催で2月7日、リンディ・キャメロン英国国家サイバーセキュリティセンター長官をお招きし、シンポジウム「AIの安全性を巡る標準化:リスク・機会・国際協力」を開催いたします。 開催概要 開催日時:2月7日14:30-16:30(受付時間:13:50~) 定員172名 会場:東京大学駒場IIキャンパスENEOSホール(先端科学技術センター3号館南棟1階) 言語:英語講演(日本語同時通訳) 参加費:無料 登壇者 講演者 - リンディ・キャメロン CB OBE(英国国家サイバーセキュリティセンター長官) パネリスト - 高澤 美奈 (日本マイクロソフト株式会社 政策渉外担当部長) - 武石 直也 (東京大学先端科学技術研究センター講師) - 川井 大介 (東京大学先端科学技術研究センター特任助教/経済安保プログラム副ディレクター) モデレーター - 井形 彬 (東京大学先端科学技術研究センター特任講師/経済安保プログラムディレクター) 申込方法 ※要事前申込 こちらからお申し込みください→申込みフォーム
※日本語の記事はこちら。 Keio University, Cyber Civilization Research Center is pleased to host Professor John Sterman, Director of the MIT System Dynamics Group and the MIT Sloan Sustainability Initiative. Professor Kazuto Ataka, Faculty of Environment and Information Studies, Keio University will serve as the host. They will discuss the topic of building a sustainable society through system dynamics. Overview The En-ROADS Climate Workshop is an interactive group experience that uses the En-ROADS climate solutions simulator—a free, easy-to-use, online tool built by the MIT Sloan Sustainability Initiative and the not-for-profit think tank, Climate Interactive. En-ROADS gives users the opportunity to test out different climate change solutions, en route to creating a future that limits global warming to well below 2°C from pre-industrial levels, in line with the Paris Agreement. The experience delivers insights into policies and actions that can meet climate goals. To-date, it has been used by nearly 200,000 people in 130+ countries, including 6500+ top decision-makers in government, business, and civil society. Thank you for your participation which have made this event a success! Event Details Speech title: Pathways to 1.5 Degrees—An Exploration of Climate Policies with MIT Sloan School of Management Date&Time:2024.1.23(Tue) 14:00~16:00 Venue: Keio University, Mita campus, East Building 8th floor Hall (No. 13 on the linked campus map is the East Building) ※On-site participation only. No event streaming. Language: English only Registration: Here ※The poster of this event is here. Event Flow 14:00-14:10 Greetings from Motohiro Tsuchiya, Keio University Director 14:10-15:30 Lecture/Workshop from Prof. Sterman, Director of the MIT System Dynamics Group 15:30-16:00 Comments from Prof. Ataka, Faculty of Environment and Information Studies, Keio University and Q&A from audiences Moderator : Jiro Kokuryo, Faculty of Policy Management, Keio University Inquiry For inquiries regarding this event, please contact Cyber Civilization Research Center admin: admin@www.ccrc.keio.ac.jp
※Please click here to view the English article. この度、慶應義塾大学サイバー文明研究センターは、これまで大きな実績を残してきたマサチューセッツ工科大学(MIT)のシステムダイナミクスグループ責任者のJohn Sterman教授をお迎えし、環境情報学部の安宅和人教授をホスト役としてシステムダイナミクスによる持続可能社会の構築について話を伺うイベントを開催いたします。 趣旨 本ワークショップでは、MITスローン・サステナビリティ・イニシアチブと非営利シンクタンククライメート・インタラクティブによって構築された、無料で使いやすいオンラインツール、En-ROADS気候ソリューション・シミュレーターについての講演が対話形式で行われます。このシュミレーターは、パリ協定に沿って、地球温暖化を産業革命以前のレベルから2℃未満に抑える未来の実現に向けて、さまざまな気候変動解決策を試す機会を我々に提供し、これにより、気候変動目標を達成するための政策や行動についての洞察をもたらします。現在までに、政府、企業、市民社会の6500人以上のトップ意思決定者を含む、130カ国以上の約20万人に利用されています。 本イベントは無事終了いたしました。ご参加いただいた方々には厚く御礼申し上げます。 開催概要 講演タイトル:「1.5度への道-MITスローン経営大学院との気候政策の探求」 日時:2024年1月23日(火)14時~16時 場所:慶應義塾大学三田キャンパス東館8階ホール(リンク先キャンパスマップの13番が東館) 使用言語:英語 参加方法:会場参加のみ(配信なし) 申込方法:こちらから イベントポスターはこちら。 イベント流れ 14:00-14:10 慶應義塾からの挨拶:土屋大洋,慶應義塾大学理事 14:10-15:30 ワークショップ:John Sterman, Director of the MIT System Dynamics Group 15:30-16:00 コメント:安宅和人,慶應義塾大学環境情報学部教授 会場参加者との質疑応答 司会進行 : 國領二郎, 慶應義塾大学総合政策学部教授 お問い合わせ 本イベントに関するお問い合わせは以下まで 慶應義塾大学サイバー文明研究センター事務局: admin@www.ccrc.keio.ac.jp
10月25日(水)~27日(金)の2日半にわたって、第13回サイバーセキュリティ国際シンポジウム「多国間の産官学連携による国家安全保障、経済安全保障、社会保障」が、三田キャンパス西校舎ホール他にて開催されました。 開催に先立ち、慶應義塾大学から伊藤公平塾長、デイビッド・ファーバー サイバー文明研究センター共同ディレクター兼教授、村井純教授、手塚悟環境情報学部教授が挨拶し、サイバーセキュリティについての本学の取り組み等を紹介しました。続いて河野太郎デジタル大臣、林芳正前外務大臣からご挨拶をいただき、中部電力 勝野会長からは電力の安定供給とサイバーセキュリティについてご講演をいただきました。 今回のシンポジウムでは、「サイバーセキュリティ」の議論に焦点を当て、講演やパネルなどを通じ、日本、米国、英国、EU、オーストラリア、フランス、国連等の有識者が各国の状況や重要課題について意見交換しました。その後、デジタルトラスト、サプライチェーン、サイバー攻撃、サイバーインテリジェンス、セキュリティクリアランス、データ流通、トラストサービス等のテーマごとにパラレルセッションも設けられ、より深い議論が交わされました。 会場には、各国の大使、公使等の政府関係者や業界関係者など、国内外から約500名の参加者が集い、活発な交流が行われました。 オープニング 村井純教授の挨拶 会場の西校舎ホールの様子 撮影:岸 剛史